介護士の給料を上げる為の転職条件・施設選び・地域選びの基準とコツについて解説します

介護施設選びで給料UP

介護士の給料は基本的に少ないです。

満足出来る給料を貰っている介護職の方はごく一部ではないでしょうか。
私も介護職で働いていた時は『少ない給料』が一番の悩みでした。
介護職ではずっと勤続していても昇給は雀の涙程…。

なら、給料UPの為に一番効果的なのは

『転職』

ではないでしょうか。

checkmark 給料が上がる転職をする為の条件とは?

checkmark どんな施設に転職したら給料が上がるの?

checkmark あなたにぴったりの職場を見つける為の各施設の特徴

checkmark 施設を変更しないでも給料UP出来る転職方法とは

についてお伝えしていきますね。

 

介護経験がまだ少ないなら3年ほど実務経験を積むのがオススメ

介護職は常に人材不足で、ある程度のキャリアがあれば転職には
困りません。

人材不足の介護業界ですが、それでも未経験・1年2年くらいの
実務経験だと条件のいい所への転職は難しいです。

介護歴が3年以上になってくると、かなり職場を選ぶ事が
出来る様になりますよ。

 

出来る事なら介護福祉士を取得するとよい良い

条件のいい転職先は『介護福祉士』の資格が必要な事が
多いので、出来る事なら介護福祉士の資格を取得してから
転職活動を始めるといいですよ。

 

施設の種類で給料が変わる

介護職の給料は施設の種類で給料が多いか少ないかある程度
決まりますよ。

私の経験からは

・デイサービス
・グループホーム
・有料老人ホーム
・介護老人保健施設
・特別養護老人ホーム

の順に給料が高くなります。
なら、介護老人保険施設か特別養護老人ホームに転職でいいじゃない?
でいいと思うのですが、これがそう単純ではないのですね。

 

仕事のしんどさと給料の額は比例します

残念な事に仕事のしんどさ、ハードさに比例して
給料も比例しているんです。

表にしてまとめると下記の様になります。

※給料は私の実体験や求職情報等を参考にしています。(大阪周辺の施設)概ねの目安です。
※給料の目安は夜勤等がある施設は夜勤代込みで目安を出しています。
※訪問介護は一般スタッフはほとんどパートで正社員は管理責任者がほとんどなので割愛しています。

 

施設名 介護内容 給料の目安(総支給)
デイサービス 日勤のみ。身体介護は少なめ。仕事は忙しいが早出・遅出・夜勤が無いので比較的楽。比較的元気な老人が多く身体介護は少なめ。 12~17万円
グループホーム 日勤・夜勤あり。9~18人なので比較的仕事はのんびりしている傾向がある。身体介護は多めだが入居者様の人数が少ないので負担感は少なめ。 15~20万円
有料老人ホーム 日勤・夜勤あり。30~200人くらいはいるので忙しい。比較的介護度が低い入居者様が多く、身体的な負担は少ないが
最近は介護度が高い入居者様も入ってきている。
17~23万円
特別養護老人ホーム 日勤・夜勤あり。40~100人くらいいて忙しい。介護度が高い人ばかりで身体介護がメイン。身体的負担も大きい。 18~35万円

給料だけでなく各施設の仕事内容はそれぞれ違い向き・不向きがある

せっかく給料が多い施設に転職しても仕事が続かなかったら意味が
ないですよね。

介護の仕事は人対人、で各施設で入居者の対応等も全然違うので
給料だけで決めずに、向いているか向いていないか、考えてみるの大事です。

なので、各施設の特徴を伝えていきますね。

各施設の特徴

デイサービス

仕事中はとても忙しい

朝の送迎から始まり、リハビリ、入浴、昼食、レクリエーション、帰りの送迎、
が基本的な流れになります。これだけの事をだいたい9時~16時くらいの間に
しなくてはならず、目がまわる様な忙しさです。

私は特別養護老人ホームからデイサービスの仕事をしましたが、
特別養護老人ホームの1日の仕事を半日でする感覚です。

 

レクリエーション必須

又、レクリエーションの時間が1時間程あるのですが、
ほとんどが自宅から通っていて、介護度が低く、しっかりしている入居者様が
ほとんどで、つまんないクリエーションだと、かなり場が白けます。

白けたまま数十分続ける苦痛といったら…
その時の辛さは半端ないです。1分間が1時間くらいに感じます、本当に。

利用者様を喜ばせたい、レクリエーション大好き!

という方ならぴったりと思いますが、淡々と業務をこなしていきたい、
あまり人前でのレクリエーションは得意ではない、との事でしたら
デイサービスはやめておいた方がいいでしょう。

 

グループホーム

比較的ゆったりしている

40人以上いる有料老人ホームや特別養護老人ホームと比べて
グループホームの人数は9~18人なので比較的業務にも
余裕があります。

 

料理を入居者様と一緒に作らないといけない

ですが、グループホームの趣旨が『認知症の予防・状態の維持』に
ある事から、一緒に散歩したり、一緒に料理を作ったりしないといけません。

他の施設の場合、ほとんどが別に厨房があり、食事は厨房のスタッフが
作ってくれるのですが、グループホームは自分で料理を作る事が
出来ないといけません。

なので、料理が苦手であまりしたくない、と思うなら
グループホームは向いていないかも、です。

 

有料老人ホーム

身体的な負担は少なめ

特別養護老人ホームと同じく、入居者様の人数が40人以上います。

有料老人ホームは特別養護老人ホームと比べると、介護度が低い入居者様が多く、
身体的な負担は楽です。

 

入居者様同士のいざこざがある

ただ、介護度が低いという事はそれだけしっかりしている、という事でもあり
かなり細かい事を気されたり、入居者同士の喧嘩や陰口、悪口等が
最も多い施設でもあります。

なので身体的には楽ですが、精神的にはしんどい職場です。

又、基本的に介護度が低い前提でスタッフが割り当てられているので、
何かのタイミング等で入居者様の介護度が上がったり、介護度が高い入居者様が
入居してきたりすると、一気にしんどくなったりもします。

でも、3つの施設の中では身体的な負担は小さいので
体力に自信が無いなら、有料老人ホームは有力な選択肢になると思いますよ。

 

特別養護老人ホーム

身体的には最もしんどい

2015年4月から特別養護老人ホームは基本的に要介護3以上の方しか
入居出来なくなり、それまでよりさらに要介護の高い入居者様
になりました。

なので基本的になんらかの介護が必要な入居者様ばかりなので
身体介護も多く、身体的な負担が大きいです。

 

業務に追われて流れ作業になりやすい

また、入居者様の介護度が高い為、常に介助に追われる事になり、
仕事も忙しい事がほとんどです。夜勤もおむつ交換や日中出来なかった
業務等もあり、夜勤中ほとんど休憩も取れない事もよくあったりします。

また、介助に追われる為、どうしても業務が流れ作業的になりやすく
(そうしないと終わらない)理想の介護像を持っている方は、幻滅するかもしれません。

ここまでだと、まるで良い事が無いようですが、
そんな特別養護老人ホームにもいい所はあります。

 

入居者様の介護度が高い為、入居者様同士のいさかいはほとんどない

特別養護老人ホームでは要介護度の高い入居者様がほとんどなので、
デイサービスや有料老人ホームであるような入居者様同士のいさかいは
ほとんどありません。そういう意味では平和です。

介護度が高いので精神的にもしんどい面がある

入居者様の状態が悪い事も多いので、一歩対応を間違えると
入居者様の命にかかわる事になります。その為、介助にも緊張する場面が多く、
精神的にもしんどいです。

レクリエーションは少なめ

入居者様の状態が良くない方が多いのでデイサービスや
有料老人ホームと比べてレクリエーションは少なめです。

また、入居者様もこちらがヘマしてもあまりツッコミが
ないので、精神的にも楽ですよ。

 

動き回っていないと落ち着かない!という方に向いているかも

また、基本なんらかの業務をしているので、
何かしていないと落ち着かない、という様な方は
特別養護老人ホームは向いていそうです。

 

特別養護老人ホームは給料が高い所は本当に高い

特別養護老人ホームでも給料が安い所はたくさんありますが、
中にはびっくりするくらい給料が高い所もあるのが事実です。

手取りで30万円オーバーの所もあるのが特別養護老人ホームの魅力です。
手取りで30万円あれば、普通のサラリーマン並の給料ですよね。

 

給料が高い理由は『社会福祉法人』が運営しているから

何故、特別養護老人ホームだけがそんな事が可能なのか?というと
『社会福祉法人』が運営している事が多いから、なんですね。

社会福祉法人は税制優遇措置がありますし、古くから運営している所も
多いので、既に建物と土地の減価償却が終わっている所も多いです。

なので、他の施設と比べて

税制優遇措置+土地・建物代

の分のお金を全て介護職の給料に回す事が出来るんですね。
だから、特別養護老人ホームの給料の水準が一番高いのですね。

 

地域を変えると給料の底上げが狙えます

介護職は地域密着型のお仕事です。なので基本的に
その地域の所得が多いか少ないか?で給料の多い、少ないも変わってきますよ。

私の住んでいる大阪を例にすると、
お金持ちの方が多い北側の地域は介護職の給料も高く、
お金持ちでない方が多い南側は介護職の給料が安い傾向がありますよ。

この傾向は全ての施設で言える事です。
通勤時間が伸びる事が多いのがネックですが、その点を妥協出来て、
同じ施設系で給料UPをしたいと考えているなら、『地域を変える』というのは
大いにありですよ。

 

まとめ

checkmark 給料が一番高いのは特別養護老人ホーム

checkmark 給料の高さと仕事のしんどさは比例する

checkmark それぞれの施設の特徴があり向き・不向きがある

checkmark 地域を変えると施設を変えなくても給料が上がる

という事ですね。
給料UPの為に転職を考えている方の参考になったなら
幸いです。

この記事を書いた人

HNたけと(本名:坪江 英実)
HNたけと(本名:坪江 英実)
・高校卒業後、製造業として約7年勤務。
・『手に職をつけないと…』とケアマネージャーを目指し
介護職に転職。
・その後、介護福祉士・ケアマネージャーの資格を取得するも、
思っていたより給料が伸びず、副業開始。
・2014年に副業の月収が20万円を超え、12年間続けた
介護職を退職、独立。2017年時点で月収60~100万円程となる。
詳しいプロフィールはこちら

現在は介護職時代の経験や副業での知識を生かして給料が少ない
介護職でも貯金が出来る様になる、節約情報や副業について発信しています。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ